すっかり秋めいた気候になりました。朝は肌寒く昼は暖かい。すごしやすいようで体調を崩しやすい季節でもあります。台風も多く気圧に弱い方、秋の花粉アレルギーの方も多くいらっしゃいます。いざコロナなど罹ってしまった時のためにも、引き続き体調管理にお気をつけください。
甥っ子も大きくなりました。
1.5か月になりました。
パパがんばれ。
おじバカ爆発しすぎて、会う時少し緊張します。
かわいすぎて抱っこすると思考が止まります。
こんなかわいい子もおっさんになるんかな。
さて、今回も引き続きレビューします。
『タクシー運転手 約束は海を越えて』2017
韓国映画久しぶりだなー。
光州事件を背景に実話を基にした映画。
主演俳優ソン・ガンホどこかで見たことあるなと思ったらパラサイトのお父さんか。滅多に韓国映画を見ない私ですが、見たことあるのがシュリとパラサイトとこの作品。全部この俳優さんだ。
しがないタクシー運転手が大金に釣られ、ドイツ人ジャーナリストを光州まで送り届けることに。作中では情報統制されており、ソウル市民は光州で何が起こっているか知らないなか、光州の惨劇を目にし、運転手は使命に動かされていく。
劇中ではただただ市民が惨殺されていくのみだが、史実では武器庫襲撃から銃撃戦に発展し占領まで至っている。どうしても全体的に、ドラマティックに描かれ過ぎているように感じた。簡単な情報統制のみによって、数百キロ離れた国内で起こっている惨劇に気づかない恐怖は計り知れない。韓国もつい40年前までは大統領暗殺されたり、国内でクーデターを抑えきれなかったりしたんだなと、韓国近代史に興味を持った。映画で自国の歴史を世界に発信できるのいいなぁ。
『ザ・ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ』2021（ネットフリックス限定）
エイミーアダムス主演、ジュリアンムーア、ゲイリーオールドマン出演と超豪華キャストも、コロナ禍や諸々の事情でネットフリックス公開のみとなってしまった本作。ミステリー作品としての評価は、正直言って良くありません。でも楽しめたのでご紹介します。
まずエイミーアダムス。『魔法にかけられて』の綺麗なお姫様のイメージが強すぎて、本作視聴後同一人物だと知った時は衝撃だった。俳優さんって役作りの為に体形から変えられてすごい。
広場恐怖症のアナはアパートに一人で暮らしていたが、向かいの家の殺人を目撃してしまう。しかし通報後の警察によると被害者は生きており、自分の記憶と差異がある。果たしてあの殺人現場は、自身の服用する薬の幻覚だったのか、それとも現実だったのか。徐々に疲弊と共に記憶が混濁するなか、朧げな映像の中に真実が隠される。
はっきりいってヒッチコック万歳映画だが、そのミステリー映画における「ベタ」をこれでもかと詰め込んでいて個人的には好き。俳優さんたちの演技もすばらしいし、場面があまりにも少ないなか美しい映像も多い。「ベタ」が好きな人は楽しめるし、新作ミステリーとして期待していると肩透かしをくらうかも。日本のサスペンスとか時代劇とか、ベッタベタのベタばかりなんだし、みんな楽しめるはず。
今日のラーメン
新福菜館伏見店のれんわけ の新福ラーメン。
新福のラーメンって、スープ黒くて関東のうどんみたいで若い頃あまり好きじゃなかったんですが、最近は油入れまくるジャンキーなラーメンが多くて、こんなシンプルなのが好き。醤油ラーメンはベタだけどベタが良い。
あと新福といえば生卵のせとチャーハン。食べ過ぎた。もう若くねぇ。
