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救急の日

· 薬剤師A

今日は9月9日、「救急の日」です。

「救急の日」は「救急業務及び救急医療について人々の正しい理解と認識を深め、救急医療関係者の意識高揚を図ること」を目的に定められたそうです。

どういう時に救急車を呼ぶか、市販薬で様子を見るか受診すべきか・・・を判断できる知識を得る事は、医療現場の疲弊を防ぐと共に自分自身の命を守る事につながります。

さて、セルフケアや応急処置に必要となってくるのは「救急箱」ではないでしょうか。

ご家庭の救急箱、最後に開けられたのはいつでしょう。

新型コロナ流行で体温を計ろうとしたら、体温計が壊れていた・・・という話を一時期よく耳にしました。

絆創膏・ガーゼ・包帯・綿棒等の衛生用品に不備はないか。

医薬品の使用期限は切れていないか。

・・・是非、年に一度の点検を。

常備しておく医薬品は、解熱鎮痛剤(比較的年齢や疾患に制限がなく、副作用が少ないアセトアミノフェン製剤がおすすめです。)・風邪薬や胃腸薬(複数の薬効成分が含まれた製剤が多いので、ご注意を。漢方薬もおすすめです。)等々・・・。

迷った時や困った時は、是非薬局でご相談下さい。

   

  

ここで、余談・・・。

今回、写真がなくて困っていたので「そうだ!救急車のミニカーでも撮ろう。」と息子に打診したところ、「トミカではあんまりないんだよね。」とウンチクが始まりました。

「パトカーなら沢山あるで。」と再三すすめられたけど、「いやいや緊急じゃくて救急だから」とお断りした次第。

それでも一台か二台はあったろうに・・・と思ったけれど、かなり幼い頃の彼のお気に入りのトミカの救急車は、何処へ行く時も握りしめていて塗装も剥げていた事を思い出しました。

大きくなったものだと、思いもよらずシミジミした母でした。